こんにちは広報のwadaです！

4月は環境が変わったり、いろいろ変化のある時期ですね。

個人的には4月といえば、薬価改定や診療報酬点数の改定の季節が来たと感じます。

 

医療機関で利用が広がっているマイナンバーカードですが、4月からの医療費にも影響があることをご存じでしょうか？

2022年から医療機関でマイナンバーカードを提示して薬剤情報を提供すると、していない場合に比べて安くなっていました。

 

今回の医療費の改定で今年の12月までは、持っている場合と持っていない場合での点数が変更になります。

 

薬剤情報提供ありの場合1点（6か月に1回）

マイナンバーカード提示なしの場合4点（6か月に1回）

ただしマイナンバーカードを保険証として使用しても、薬剤情報提供がない場合は4点（3割負担の方で10円くらい）になりますのでご注意ください。

 

4月からは薬価（医薬品の値段）も改定され、約9300品目のお薬の値段は下がりますが、一部のお薬に関しては値上げをするようです。これは「不採算品再算定」によるもので、物価が高騰したり、不採算の医薬品ではあるものの、他に代替えできる薬がない場合、薬価を上げることで供給を安定させる目的があります。

 

数年前から医薬品の流通が不安定のため、入荷が滞っている医薬品がたくさんあります。そのため、薬局スタッフは欠品を起こさないように努力しています。医療機関に医薬品の情報提供や、代替え薬の提案、近隣薬局との連携や、社内の薬局間での融通などを行い、患者様にかかるご迷惑を減らせるようにしています。

 

4月から医療保険の点数が変更になったり、薬の値段が変更になった影響で、いつもと同じお薬・日数をもらっているのに金額が変更になった方もいらっしゃるかと思います。

 

ご不明な点があれば薬局スタッフまでお声掛けください。