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管理栄養士に聞きました!食欲の秋について

栄養新聞

 

2022.10.6

こんにちは!広報担当のI.Mです。

肌寒くなりいよいよ秋本番ですね! 秋といえば「食欲の秋」。皆さんは「食欲の秋」の由来について知っていますか? 所説ありますが、外気温が下がると体温を保つために基礎代謝が上がり、エネルギーの減りが早くなるため、空腹を感じやすくなります。私たちの体はエネルギーを蓄えようと食欲が増すため、「食欲の秋」と言われています。 また、食欲を抑える効果のある「セロトニン」というホルモンは、日に当たる時間が長いと多く分泌されますが、秋は日に当たる時間が短くなるため、セロトニンの分泌が減り、食欲が増進しやすくなると考えられています。 秋は、美味しい旬の食材に囲まれつい食べ過ぎてしまいますよね。食べすぎによるエネルギーの過剰摂取は、脂肪蓄積による肥満や高血圧・高血糖・高脂血症を引き起こす原因となり、大変危険です。それだけでなく糖尿病・脂質異常症など生活習慣病のリスクが上がる可能性もあります。

 

そこで今回は食欲をコントロールするためのポイントについてご紹介します。

規則正しい生活を

食事は1日3食食べましょう。食事の欠食は、次の食事のどか食いに繋がります。 1食の量を均等にして食べるようにしましょう!

野菜・海藻類から先に食べる

噛み応えがあるものは噛む回数が増えるため満腹中枢を刺激してくれます。食物繊維は食後の血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。

夜22時以降は何も食べない

22時~午前2時の間は脂肪を蓄えやすい時間帯です。夜遅くに食べると睡眠の質にも影響します。夕食は早めに食べるように心がけましょう。

間食は質・量・回数に気を付ける

お菓子やスナックは炭水化物・脂質・エネルギーが高く、急激に血糖値が上がり、無駄食いに繋がってしまいます。

4つのポイントを抑えて「食欲の秋」を楽しみましょう!