こんにちは、広報担当のwadaです。
大船津薬局の花壇のネモフィラが満開になりました。
今年は見ごろが少し早いようです。

 

さて新年度になってから半月が経ちました。新生活には慣れましたか？

薬局では4月から調剤報酬点数表が新しくなりました。
4月に受診された方で、「同じ診察なのに高くなった？」「同じお薬なのに安くなった？」
と疑問に思われた方もいらっしゃると思います。

これは、薬局を含め医療機関でのサービス内容を点数化し、お会計の根拠とする「調剤報酬点数」の改定が4月に行われたことで、薬局でのお会計がこれまでと変わる場合があるためです。
（通常2年に1回、改定が行われます。）

 

今回の改定では、今まで保険対象外だった不妊治療が条件付きで保険対象となったことで注目を集めました。

 

また、最近ではパラジウムという銀歯に使われる材料が高騰してしまったことで、材料（診察）代が高くなりました。

これは仕入れが高くなったのにもかかわらず、診療代がそのままだと医療機関の負担が大きいため、材料代を値上げしたためです。

今後も3か月に1回見直しされる予定（今回は5月にも臨時で変更予定）です。

 

薬価（お薬の値段）については１年に１回改訂をしていますので、その前後でお薬代が変わる可能性があります。

特に高額なお薬は、使用できる対象者が増えると点数が変わることがあります。

 

このように改定時の情勢に合わせて医療費が見直しされるようになっています。
今までは自費でしかできなかった治療も保険点数に入る可能性もありますし、逆に保険対象から外れることもあるかもしれません。

 

点数が変更になったことで、ご不明な点等がございましたらスタッフまでお声掛けくださいね。