こんにちは！ 広報担当wadaです。

今回は、私が勤務する茨城県鹿嶋市の大船津薬局で新しく導入した水剤分注機についてご紹介させていただきます！

 

大船津薬局は小児科の処方受付が多く、お子様の患者様も多く来局されます。 お子様のお薬は散剤（粉薬）や水剤（シロップ）が多いです。

シロップを作る時は、これまで薬剤師が一つずつメスシリンダーで計量して作っていました。

1日分の処方量から全体の総量を計算して、お名前シールを記入して、一つ一つシロップを計って容器に入れて… という工程を経てお渡しするため、どうしても錠剤と比べ時間がかかっていました。

 

今回導入した水剤分注機は、こうした工程を自動化し短縮できる機械です。

 

分注機はコンピューターと連動していて、容器をセットしてスタートを押すだけで自動で作ります。 患者様の１回飲む量に合わせて調整してくれるので、計量は機械に任せてチェック等に専念できるようになりました。

 

お名前シールも親しみやすい動物柄になったことも お子様から「かわいい！」と、ご好評いただいています！

 

また時間短縮以外にも、調剤が完了したら監査用のレシートも印字されるようになり、 入力や調剤した内容のチェックが今までより強固になったことも、分注機を導入したメリットのひとつです！

 

調剤室の中にあるので、なかなか直接目にすることのない機械かもしれませんが、 患者様の待ち時間軽減、お子様に安心してお薬を飲んでいただけるよう活用していきます。